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2025.08.04

ノベルティとは?意味・効果・選び方・活用事例まで総合ガイド

ノベルティとは?意味・効果・選び方・活用事例まで総合ガイド

「ノベルティってそもそも何?」
「営業から“何か配れるものない?”と言われたけど、何を選べばいいのか分からない…」

そんな疑問やお悩みをお持ちではありませんか?

ノベルティとは、企業が自社の商品やサービスを知ってもらうために、消費者や見込顧客、取引先へ無料で配布する記念品やオリジナルグッズのことです。
社名入りのボールペンやカレンダーなどの“名入れグッズ”が代表的で、単なる粗品やおまけとは異なり、ブランドの印象づけや販促、関係構築を目的として活用されます。

この記事では、ノベルティの定義や期待される効果から、目的別の商品ジャンルの選び方、制作時に押さえておくべき注意点、実際の活用事例、そして法的な留意点までを網羅。
「初めてノベルティを担当する」という方でも、すぐに現場で活かせる知識を得られるよう、実務目線で分かりやすくまとめています。

読み終わる頃には、「誰に・何を・どう届けるか」が明確になり、自信を持って企画提案ができるようになるはずです。

ノベルティとは?まず知っておきたい基本の意味と定義

ノベルティとは、企業が自社の商品やサービスを知ってもらうために、消費者や取引先に無料で配布する記念品やオリジナルグッズのことです。

たとえば、展示会で手渡される会社ロゴが入ったボールペンや、学校説明会で配られるエコバッグなどがその一例。
いずれも販売促進やブランド認知、顧客との関係構築といった明確な目的をもって配布される点が大きな特徴です。

一方で、「景品」や「粗品」「販促品」など、似たような意味合いの言葉も多く、混同してしまいがちです。
ここでは、ノベルティの正確な意味と成り立ち、英語表現、そして他の用語との違いについて整理しておきましょう。

ノベルティの語源と英語での表現

noveltyは英語では通じない!

ノベルティという言葉は、英語の “novelty(目新しさ・珍しさ)” に由来しています。
しかし、英語圏では「面白グッズ」「ジョークグッズ」といった意味で使われることが多く、日本でいう「販促用の記念品」という意味ではあまり通じません。

そのため、海外でノベルティを説明する際は、
“promotional item”
“branded giveaway”
“promotional product”
といった表現を使うのが一般的です。

特に展示会や国際的な取引先に対しては、「名入れグッズ」や「販促アイテム」として説明できるよう、適切な用語を押さえておくと安心ですよ。

ノベルティと販促品・粗品・景品との違いとは?

ノベルティという言葉は、販促品・粗品・景品といった他の配布物と混同されやすい用語です。
いずれも「無料で受け取るもの」ではありますが、使われる場面や目的に明確な違いがあります。

以下に、それぞれの特徴を整理しました。

用語 配布される場面 主な目的
ノベルティ 展示会、営業訪問、説明会など 自社名やロゴを印象づけ、ブランド認知を促進する
販促品 商品購入時、店頭、キャンペーン時など 販売促進のための配布全般
粗品 挨拶回りやイベント来場時など 感謝や礼儀を伝えるための簡易な贈答品
景品 抽選会、福引、キャンペーン応募など

購入や応募に対する特典(景品表示法の規制あり)

ノベルティの特徴は、企業や団体が「自社を覚えてもらう」ことを目的として、名入れされた非売品を配布する点にあります。
粗品のように礼儀や形式に重きを置くものでもなく、景品のように“何かの対価”として提供されるものでもありません。

たとえば展示会の名入れボールペン、学校説明会のロゴ入りバッグ、営業訪問時のオリジナルクリアファイル。
これらはすべて、記憶に残る接点をつくるための“ノベルティ”にあたります。

どんなノベルティを選ぶ?目的・シーン別におすすめのノベルティを紹介

あなたの目的はどれ?選び方に応じたノベルティ

ノベルティは、配る目的やシーンによって最適なアイテムが異なります。

たとえば「実用的で長く使ってもらえるものがいい」「話題性のあるものを通じて印象に残したい」「特別感を演出したい」など、選定基準もさまざまです。

このセクションでは、「実用性」「話題性」「高級感」という3つの視点から、おすすめのノベルティジャンルをご紹介します。各カテゴリ名には販促花子の商品一覧ページへのリンクも設けており、そのまま商品選定に進めます。

用途やターゲットに合ったノベルティを見つけるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

実用性重視:ステーショナリー・日用品など

日常的に使える実用品は、ノベルティとして非常に高い支持を集めています。

「使える=捨てられにくい」ため、長期間にわたり企業名やブランドロゴを目にしてもらえるのが最大の利点です。

たとえば、夏の定番として活用されるうちわや、年末年始のあいさつ回りで定番のカレンダーなどは、季節感と実用性を兼ね備えた代表格。

また、持ち運びに便利で配りやすいトートバッグやボールペン、ふせんなども人気です。

配布対象がビジネス層でも学生でも、実用品は場面を問わず重宝されやすいため、初めてのノベルティ選定にもおすすめのジャンルです。

商品カテゴリ 活用シーン
うちわ 夏のイベント、街頭配布、季節のご挨拶
カレンダー 年末年始の挨拶回り、法人営業、店舗配布
トートバッグ 展示会配布、資料入れ、エコ訴求
ボールペン 説明会、商談フォロー、オフィス訪問
ふせん 学校・教育関連イベント、文房具系ノベルティ

ノベルティは活用シーンに応じて選ぶことが重要です。

暑さ対策、年末の挨拶、環境配慮、筆記用具など、それぞれの目的に合わせたアイテム選びが、記憶に残るプロモーションにつながります。

話題性重視:モバイルバッテリー・お菓子・エコグッズ・傘など

話題性のあるノベルティは、思わず人に話したくなったり、SNSに投稿したくなるような「ユニークさ」が魅力です。

ターゲットの記憶に残るだけでなく、二次的な拡散効果も期待できます。

たとえば、以下のようなジャンルが人気です。

商品カテゴリ 活用シーン
モバイルバッテリー 展示会、法人営業、セミナー来場特典
お菓子 季節イベント、記念式典、街頭配布
エコグッズ 行政イベント、学校説明会、環境フェア
雨天時の店舗配布、梅雨キャンペーン、来店記念品

話題性を狙う際は、「見た目」「意外性」「限定感」の3つが鍵となります。

単なる配布物としてではなく、“ブランドの世界観”を伝えるツールとして設計することで、より印象深いノベルティになります。

高級感重視:タンブラー・ボトル・手帳・今治タオルなど

「ブランドイメージを高めたい」、「大切なお客様に感謝の気持ちを伝えたい」

そんな場面では「高級感」のあるノベルティが頼りになります。とくに節目のご挨拶や式典などでは、少し特別感のある贈り物が記憶に残ります。

ここでは、そうしたシーンでよく選ばれている高級ノベルティと、活用される場面をまとめました。

商品カテゴリ 活用シーン
タンブラー 成約記念、ゴルフ大会景品、ブランド訴求
ボトル 高級志向イベント、VIP来場記念、SDGs訴求
手帳 入社記念、式典挨拶、役員ギフト
今治タオル 上顧客向け贈答、感謝記念、商談成約記念

高級ノベルティは、単なる「物」ではなく、企業の姿勢やおもてなしの心を伝える手段として有効です。

大切なのは、相手の立場やシーンに応じた選定と、名入れやパッケージ対応などの丁寧な仕上げです。

販促花子でノベルティを探す

販促花子でのノベルティ製作事例とお客様の声

実績多数!安心のノベルティ製作事例

販促花子では、展示会や営業ツールとしてノベルティを製作されたい企業様から、毎日のようにご相談をいただいています。
「どんな仕上がりになるのか不安…」という声にお応えするため、実際に当社で製作したノベルティの事例や、ご利用いただいたお客様のレビューをまとめました。
ノベルティ選びに迷っている方や、自社の活用イメージを具体化したい方は、ぜひご参考にしてください。

オリジナルうちわの製作事例とお客様レビュー紹介

オリジナルうちわの製作事例

オリジナルうちわを製作したお客様のレビュー

イベント期間中、ホテルの宿泊客の皆さまへの配布用に注文しました!
色も綺麗に印刷されていて、うちわの仕上がりも高級感があり、配布用とは思えない綺麗さでした。
次も発注させて頂きたいと思っています!

引用:販促花子ノベルティ│オリジナルうちわ 2025年6月16日の商品レビューより

販促花子でノベルティ用オリジナルうちわの商品を探す

コットンバッグ(Mサイズ)ナチュラルの製作事例とお客様レビュー紹介

コットンバッグ(Mサイズ)ナチュラルの製作事例

コットンバッグ(Mサイズ)ナチュラルを製作したお客様のレビュー

確認のご連絡をいただけました。
デザつくを使ってつくったのですが、最初に作ろうとしたデザインについてはご丁寧に「文字がつぶれる可能性があります」とご連絡くださり、内容を見直すことで綺麗な仕上がりになりました。
データチェックをして、確認用データもご連絡いただけるので、安心して注文ができました。

引用:販促花子ノベルティ│コットンバッグ(M)ナチュラル 2024年10月31日の商品レビューより

販促花子でノベルティ用オリジナルトートバッグの商品を探す

A4クリアファイルの製作事例とお客様レビュー紹介

A4クリアファイルの製作事例

A4クリアファイルを製作したお客様のレビュー

他社と比較して圧倒的に安くて品質が良いです。
沢山のチョイスがあるのも良いです。
ただ入稿の仕方が、印刷屋さんでイラストレーターに詳しくないと無理ですね。
大量のクリアファイルなどでリピートして使用しています。
良心的な業者さんだと思いますよ。

引用:販促花子ノベルティ│A4クリアファイル 2024年8月23日の商品レビューより

販促花子でノベルティ用オリジナルクリアファイルの商品を探す

kohana3色ボールペンの製作事例とお客様レビュー紹介

kohana3色ボールペンの製作事例

kohana3色ボールペンを製作したお客様のレビュー

会社の販促グッズで利用。
会社のPCにはインストールされているソフトが制限されているため、
自由にデザインをしたくても.aiデータの作成ができず、作りたいものが作れない状態でした。
販促花子様のサイトでは、自身のPCに専用ソフトなくとも、自由にデザインすることができ、
思い通りの販促グッズを作ることができました。

欲を言えば、デザインできる範囲がもう少し大きければうれしいです。

引用:販促花子ノベルティ│kohana 3色ボールペン 2024年5月20日の商品レビューより

販促花子でノベルティ用ボールペン・筆記用具の商品を探す

ノベルティが選ばれる5つの理由と活用効果

ノベルティが選ばれる5つの理由

ノベルティは、「とりあえず配ればヨシ!」の時代から、戦略的に“選ばれる”施策へと変化しています。
ただ安価なグッズを配布するのではなく、目的に合ったアイテムを、適切な場面で配ることで、確かな効果を生み出す──それがノベルティ活用の本質です。

ここでは企業や団体がノベルティを取り入れる主な理由と、それぞれの目的に応じて得られる効果について解説します。

ブランド認知を広げるために

ノベルティの最も代表的な目的は、自社名やサービスを「覚えてもらう」ことです。
企業ロゴやブランド名を印刷したグッズを配布することで、日常生活の中で自然にブランドに触れてもらえる機会を生み出します。

なかでも、手に取る頻度が高く、目につきやすいアイテムはブランド認知の定着に特に効果的です。
たとえば名入れボールペンやエコバッグのほか、夏ノベルティの定番・うちわや年末年始に配られるカレンダーなど、定着しているノベルティは高い人気を誇ります。

これらのアイテムは単なるプロモーショングッズにとどまらず、「実際に使える便利さ」と「長期間の視認性」を兼ね備えているため、企業ロゴやメッセージが自然と記憶に残りやすくなります。

また近年では、素材に再生紙や竹などを使用した環境配慮型ノベルティも注目されており、「ブランドとしての姿勢」や「価値観」も合わせて伝えられるツールとして活用が進んでいます。

商談や成約のきっかけを作るために

ノベルティは、単に“知ってもらう”だけでなく、営業や商談の現場で次のアクションにつなげる「導線」としても有効です。
訪問時や展示会ブースでノベルティを手渡すことで、話しかけるきっかけを自然に生み出すことができます。

とくに、実用性の高いアイテムや印象に残るパッケージは、受け取った側に好印象を与え、話題が広がるきっかけにもなります。
「このボールペン、書きやすいですね」「これ、どこで作ったんですか?」といった反応から、商談の糸口が生まれることも少なくありません。

また、持ち帰ったあとにデスクや家庭で何度も使われることにより、検討段階の記憶に企業名が残り、問い合わせや見積もり依頼につながるケースもあります。

いわばノベルティは、企業と見込み顧客との“接点”をつくる営業ツールでもあるのです。

>>営業ツール・訪問販売向けのノベルティを探す

顧客ロイヤルティ・社内エンゲージメント向上

ノベルティは新規顧客へのアプローチにとどまらず、既存顧客や従業員との関係を強化する手段としても有効です。
たとえば取引先に対して、季節の挨拶や周年の節目にノベルティを贈ることで、「覚えていてくれた」「大切にされている」というポジティブな印象を与えることができます。

特別感や感謝の気持ちが伝わるアイテムであれば、販促色を感じさせず、自然なかたちで信頼関係の継続につながるでしょう。
企業ロゴ入りながらも、デザイン性や品質に配慮されたアイテムは、「もらってうれしい記念品」として長く使ってもらえる傾向にあります。

また、ノベルティは社内施策としても活用されています。
たとえば、達成記念や周年事業、社内イベントのノベルティとして活用することで、社員の帰属意識やモチベーションを高める効果が期待できます。

このように、社外のロイヤル顧客への関係強化と、社内エンゲージメントの向上を同時に担えるのが、ノベルティの大きな強みです。

SDGsやCSR活動としての活用

近年、多くの企業がSDGs(持続可能な開発目標)CSR(企業の社会的責任)に取り組む中で、環境配慮型ノベルティの導入が注目されています。
単なる販促ツールではなく、企業の姿勢や価値観を伝えるコミュニケーション手段として活用される場面が増えてきました。

たとえば、再生紙やバンブーファイバーなどエコ素材を使用したグッズは、受け取った相手にも好印象を与えると同時に、企業の環境意識を間接的にアピールすることができます。
包装や印刷方法に配慮されたノベルティを選ぶことで、脱プラ・カーボンオフセットといった取り組みとも自然に連動できるのも特徴です。

また、福祉施設での組み立て加工や、障がい者就労支援事業所との協働など、社会的意義を伴った制作背景を持つノベルティも、CSR施策の一環として評価が高まっています。

こうした視点でノベルティを選ぶことは、単なるプロモーションを超えて「共感される企業像」を構築する第一歩にもなり得ます。

心理学・統計データで裏付けられた効果とは

ノベルティの効果は、実務的な経験だけでなく、実証データや心理学的理論によっても裏づけられています。

とくに海外では、販促物の影響力に関する調査が盛んに行われており、オーストラリアの業界団体APPA(Australasian Promotional Products Association)が発表したデータは、その代表例です。

APPAでは以下のように報告されています。

・52%の回答者が、ブランド製品を受け取った後、企業に対する印象がよりポジティブになったと回答
・76%が、製品に記載された企業名やブランド名を覚えている
・55%は、ノベルティ商品を1年以上保管している
・受信者の約50%が、ノベルティを日常的に使用している
・52%が、ノベルティをきっかけにその企業と実際に取引を行っている

引用:APPA(Australasian Promotional Products Association)

このことから、ノベルティは「記憶に残る」「印象を変える」「行動を促す」という3つの効果を兼ね備えたプロモーション手段であることが分かります。

また、これらの結果は心理学でいう返報性の原理とも一致しており、「何かを無償で受け取ると、相手に対して好意を抱きやすくなる」という人間の傾向が、商談や購買行動に自然とつながっていくことがうかがえます。

ノベルティ制作前にチェックすべき7つのポイント

ノベルティ制作前に確認すべき7つのポイント

ノベルティを効果的に活用するには、目的や配布シーンに合わせて戦略的に設計することが不可欠です。
単に「配って終わり」にしないためには、制作前の段階で以下のような要素をきちんと整理しておく必要があります。

以下は、配布施策を成功させるために押さえておきたい7つのチェックポイントです。

  1. 配布の目的とKPIは明確ですか?
  2. 配る相手(ターゲット)と配布シーンは具体化できていますか?
  3. 単価や数量など、予算の目安を把握していますか?
  4. 納品までのスケジュールは現実的に組めていますか?
  5. デザインやロゴ入れのデータは準備できていますか?
  6. 景品表示法や税務処理など法的な注意点を確認していますか?
  7. 環境配慮やSDGs対応といった観点も加味されていますか?

これらを事前に整理しておくことで、目的と手段がブレない、成果につながるノベルティ施策が実現できます。

目的とKPIは明確ですか?

ノベルティ施策を成功させるためには、「何のために配るのか」を最初に明確にすることが重要です。
目的があいまいなままでは、商品選定や予算配分、配布方法に一貫性がなくなり、効果検証もできなくなってしまいます。

まずは、次のような目的のどれに当てはまるかを確認しましょう。

目的 想定されるKPI(成果指標)
新規リードの獲得 配布数/資料請求件数/問い合わせ件数など
顧客との関係構築・強化 リピート率/満足度アンケート/SNSでの反応など
ブランド認知の拡大 SNS投稿数/Webアクセス数/認知度調査など
社内エンゲージメント向上 社員アンケート結果/離職率の変化/満足度など

目的が定まれば、評価軸となるKPIも自ずと明確になります。
これは、制作・配布後の効果測定や、次回施策への改善点の抽出にもつながる重要なステップです。

配る相手(ターゲット)と配布シーンは具体化できていますか?

ノベルティを配る目的が同じでも、誰に、どんな場面で渡すかによって、選ぶべきアイテムや仕様は大きく変わってきます。
たとえば、展示会で不特定多数に配る場合と、学校説明会で保護者に配る場合とでは、求められる印象や実用性はまったく異なります。

「こんな場面で配りたい」と思い浮かべられる具体的なシーンがあると、商品選定や名入れ内容もぶれず、失敗が減ります。

以下は、よくある配布シーンと、その場で好まれるポイントの一例です。

配布シーン 重視すべきポイント
展示会・イベント 軽くてかさばらず、ブースで目を引く/名入れが映える
購入特典・キャンペーン送付 郵送しやすく、開封時に嬉しい印象/記念性もある
入社式社内イベント 統一感のあるデザイン/長く使えて記念にもなる
学校説明会・オープンキャンパス 実用性が高く、保護者や学生に喜ばれる配色・デザイン

特に近年は、短納期・低単価でありながら「使いたくなる」もらってうれしいノベルティが好まれる傾向です。
配る相手や場面を具体的に描いておくことで、ノベルティ選びの精度と納得感が大きく変わってきます。

単価や数量など、予算の目安を把握していますか?

ノベルティ選びでは、「どんなアイテムを・何個・いくらで」用意できるかを事前に把握しておくことが重要です。
数量が多くなるほど、単価が安くても全体の予算に与える影響は大きくなります。

以下は、販促花子で人気のある主要ノベルティの価格帯とロット感の一例です。

商品カテゴリ 目安単価 参考金額(送料込) 最小ロット
ボールペン 80~180円 約8,660~18,660円 100本~
トートバッグ 150~350円 約15,660~35,660円 100枚~
うちわ 31~180円 約3,660~18,660円 1本~
クリアファイル 70~120円 約7,660~12,660円 100枚~
ふせん 90~200円 約9,660~20,660円 100個~
ノート・メモ帳 100~200円 約10,660~20,660円 100冊~
タオル 120~200円 約12,660~20,660円 100枚~
プリントクッキー 100~180円 約10,660~18,660円 100枚~
タンブラー 300~600円 約15,660~30,660円 50個~
カレンダー 190~600円 約29,205~60,000円 10部~

※税別・送料込の概算

ボリューム配布を想定する場合は「100~200円前後/100個以上」が主流となっています。
一方で、タンブラーなど少部数でも発注可能な高単価商品は、特別な来場者や社内配布に重宝されます。

商品ごとに名入れの有無や仕様によって金額は変わるため、まずは配布目的にあわせて単価の上限と必要数量を決めておくと、スムーズに商品を選定できますよ。

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納品までのスケジュールは現実的に組めていますか?

ノベルティ制作は、思い立ったその日には間に合いません。
とくに名入れやオリジナルデザインが絡む場合、確認・調整・加工の工程が複数発生するため、時間的な余裕が不可欠です。

販促花子では、発注確定から納品までの目安はおおむね10~17営業日
この期間は、デザイン確定・校正・印刷・検品・発送など、制作サイドの工程に必要な日数です。

ですが、実際に手配担当者がやるべきことはその前から始まっています。
とくに企業や団体では「社内稟議や承認取得」にも時間がかかるケースがあり、全体で見れば3〜4週間前倒しでの準備が理想的です。

以下は、よくある進行パターンの一例です。

フェーズ 目安日数 内容例
① 商品の選定・見積依頼 1〜2営業日 候補商品の選定/販促花子に見積依頼
② 社内稟議・承認の取得 3〜5営業日 上長の確認/予算申請/稟議書回覧など
③ デザイン入稿・校正確認 2〜3営業日 ロゴデータ準備/レイアウトの確認
④ 発注確定〜納品 10〜17営業日 名入れ加工・検品・発送

合計で約3〜4週間のスケジュール確保が推奨されます。

配布日から逆算して準備を進めると、

  • 希望商品の在庫確保
  • 短納期依頼の回避
  • 品質トラブルの防止

につながります。

特急対応が可能な商品もございますが、まずは「早めのご相談」が安心と成功の鍵です。

>>短納期・スピード出荷が可能なノベルティを探す

デザインやロゴ入れのデータは準備できていますか?

ノベルティに社名やロゴを印刷する場合、まず必要になるのが「入稿用のデザインデータ」です。以下のようなステップで準備するのが基本となります。

【入稿データ準備の流れ】

ご希望の商品ページから「デザインテンプレート」をダウンロード
それぞれの商品の印刷可能範囲や注意点が記載されています。
Adobe Illustratorを使用して、入稿用の.aiデータを作成
ロゴや社名、キャッチコピーなどをアウトライン化し、ガイドに沿って配置します。
Illustratorをお持ちでない方は、WEBデザインツール「デザつく」が便利
ブラウザ上で動作し、インストール不要。スマホやタブレットにも対応しています。
画像やスタンプを使って、テンプレート上に自由にデザインできます。

ノベルティへの名入れ印刷は、テンプレートのガイドに従って正確な位置・サイズでレイアウトする必要があります。

Illustratorを使用するのが最も安心ですが、「デザインソフトは初めて」という方も、『デザつく』を使えばスムーズに作成可能です。

スムーズな制作のためにも、まずは早めにテンプレートをダウンロードし、データの準備を始めておきましょう。

ノベルティの配布に関わる景品表示法・税務処理の基本ルールを確認しましょう

ノベルティを配布する際、いくつかの法律や規制に注意が必要です。特に、景品表示法と税務処理の扱いは、企業として適切に押さえておきたいポイントです。

ここでは実務で関わることの多い場面に絞って、主なルールをわかりやすく整理します。

ノベルティの金額制限は、「何を目的に」「どのような場面で」配布するかによって異なります。

具体的には以下のようにケースごとに基準が定められています。

配布のケース 適用される上限 具体例
無償で配布する場合
(街頭配布・展示会・店頭配布など)
取引の誘引目的なら 1人あたり 200円まで 街頭でのボールペンやうちわ配布など
税込1,000円未満の商品購入者向け
(おまけ・購入特典など)
商品価格の2/10(上限 200円) 500円の商品購入者に対して、100円相当のふせんを付ける
税込1,000円以上の商品購入者向け 商品価格の2/10(上限 1,000円) 5,000円の商品購入者に、800円相当のマグカップを同梱
高額商品・役務(例:住宅、自動車など) 原則:取引価額の2/10(上限なし)
※ただし、業界ごとに自主規制あり
・自動車業界:最大数十万円相当の記念品でも適法
・不動産業界:公正競争規約により上限10万円まで

参考:消費者庁 > 景品表示法

ノベルティが販促や購買意欲を高めるための“景品”として配布される場合、これらの制限が適用されます。

一方で、社員への配布や社内イベント、学校法人の記念品など、「販売促進」以外の用途では対象外となるケースもあります。

ノベルティは原則として「販売促進費(広告宣伝費)」として処理されます。
ただし、高額なノベルティや、長期的に資産的価値を持つものについては、「接待交際費」または「資産計上」と判断される場合もあります。

社内での経費精算ルールや、会計士・税理士への確認を事前に行っておくと安心ですよ。

環境配慮やSDGs対応といった観点も加味されていますか?

ノベルティ選定の基準は企業によってさまざまですが、近年では「環境への配慮」や「SDGsを意識した取り組み」が注目を集めています。

あくまで必須ではありませんが、以下のような観点を取り入れることで、企業の姿勢や価値観を伝えるツールとしてノベルティを活用することも可能です。

再生素材やリサイクル由来の製品
再生PETや古紙など、環境に配慮した素材を使ったノベルティは、やさしい印象を与えることができます。
プラスチックを減らしたアイテム
紙製ファイルや木製ボールペンなど、従来品の代替として活用できるアイテムが増えています。
繰り返し使える実用品
マイボトルやエコバッグなど、長く使えるノベルティは、使い捨てを避けるという意味でも好印象です。
過剰包装を避けた梱包対応
必要最小限のパッケージで納品することで、資源削減の姿勢を伝えることができます。

取引先や生活者の中にも環境意識の高い方は増えており、こうしたノベルティを「企業の想いが伝わるきっかけ」として活用する企業も少なくありません。
社内での方針や配布シーンに応じて、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

>>環境にやさしいSDGsノベルティ特集

 

ノベルティに関するよくある質問(FAQ)

ノベルティに関するよくある質問

Q.ノベルティとは?どんな効果が期待できるのか教えてください

ノベルティとは、企業が自社の商品やサービスを知ってもらうために、消費者や取引先へ無料で配布する記念品やオリジナルグッズのことです。

たとえば、ロゴ入りのうちわやボールペン、エコバッグなどが代表例です。こうしたノベルティは、認知拡大・印象づけ・購買促進などを目的に活用され、実際に配布された人の記憶に残ることで、後の行動につながる効果が期待できます。販促やブランディングの手段として、幅広い業種で取り入れられています。

ノベルティと景品・おまけの違いは?

ノベルティは、誰でも受け取れる「配布用の記念品」ですが、景品やおまけは購入などの条件がある点が異なります。

たとえば、展示会や街頭で配られるうちわやボールペンなどは、無料でもらえることからノベルティと呼ばれますが、法律上は「総付景品」として景品表示法のルールが適用されます。
一方、商品購入でもらえる「おまけ」は「一般懸賞」や「共同懸賞」に分類され、さらに別の規制があります。

つまり、ノベルティも「景品類」の一種であり、金額制限などのルールを守る必要がある点には注意が必要です。

ノベルティはどこで注文できますか?

ノベルティは当サイト「販促花子」のようなノベルティ専門サイトや印刷会社などで注文できます。
販促花子では、うちわ・カレンダー・トートバッグなどの定番品から、モバイルバッテリーや今治タオルといった高付加価値なアイテムまで、幅広く取り扱っています。

名入れ・フルカラー印刷にも対応しており、企業ロゴやメッセージを入れたオリジナルノベルティが作成可能です。デザインに不安がある方でも、ブラウザ上で編集できる「デザつく」ツールをご利用いただけます。

ノベルティは英語で何と言いますか?

ノベルティは英語で「promotional item」や「giveaway」などと言うのが一般的です。

「novelty(ノベルティ)」という単語は英語にも存在しますが、英語圏では「面白グッズ」や「一発ネタのようなおもちゃ」などを指すことが多く、日本で使われる「販促用記念品」という意味では通じにくいことがあります。

そのため、海外で配布用グッズや記念品を説明する場合は「promotional products」や「branded giveaways」などの表現が適切です。 

もらったノベルティを販売することは禁止されていますか?

家庭用品品質表示法に基づき、ノベルティをフリマアプリなどで販売することは原則として認められていません。

ノベルティとして配布されたグッズは、一般的に「販売を目的とした商品」ではないため、家庭用品品質表示法に定められた表示義務の対象外です。

そのため、たとえ未使用であっても、家庭用品品質表示法に定められた表示のないノベルティを商品としてメルカリなどに出品・販売する行為は、家庭用品品質表示法に違反するおそれがあります。

配布目的で作られたノベルティはあくまで「贈答物」であり、転売を前提とした流通は想定されていない点にご注意ください。

オリジナルデザインのノベルティを作るにはどんなデータが必要ですか?

基本的には、Adobe Illustrator形式(.ai)のアウトライン化済みデータが必要です。

オリジナルの名入れやフルカラー印刷を行う際には、印刷所が正確に処理できる形式が求められます。そのため、ノベルティを作成する際もっとも一般的なデータは「Adobe Illustrator(.ai)形式で、すべての文字をアウトライン化した完全データ」です。

なお、販促花子では各商品に専用テンプレートを用意しており、Illustratorを使えない方のために、Webブラウザ上で完結するデザイン編集ツール「デザつく」もご利用いただけます。 

ノベルティはどんな業種・業界で活用されているの?

ノベルティは業種・業界を問わず、顧客との接点づくりやブランド認知に幅広く活用されています。

ノベルティは、法人・団体・教育機関など、あらゆる業種・業界で導入されており、その用途も多岐にわたります。営業活動や展示会、採用イベント、店頭キャンペーン、アフターフォローなど、配布シーンに合わせて柔軟に活用されているのが特徴です。

特に「手に取ってもらう」「覚えてもらう」「話題にしてもらう」といった接触効果を狙った場面では、その効果を発揮しやすく、今なお多くの企業・団体にとってノベルティの配布は欠かせない販促手法のひとつとなっています。

まとめ:ノベルティは“届けたい想い”をカタチにする販促手法です

ノベルティは、単なる記念品ではなく、企業や団体の想いやブランドを「手渡しできるカタチ」に変えるコミュニケーションツールです。
低予算でも始められ、目的や配布シーンに応じて選択肢も豊富なため、業界を問わず多くの現場で活用されています。

とはいえ、「どんな商品を選べばいいか分からない」「名入れやデザインの進め方が不安」という声も少なくありません。

そんなときは、当サイト、ノベルティ専門の「販促花子」にぜひご相談ください。
私たちは、印刷会社として110年、ノベルティ専門サイトとして20年の実績をもとに、企業の伝えたいメッセージを最適なノベルティというカタチでお届けするお手伝いをしています。

うちわ・カレンダー・トートバッグなどの定番品から、モバイルバッテリーや今治タオルといった高品質なアイテムまで、多彩なラインナップをご用意。
「まずは少部数で試したい」「デザインに自信がない」といったご要望にも、無料デザインツールや丁寧なサポートで対応可能です。

“配って終わり”ではない、“届くノベルティ”を。
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この記事を書いた人
尾山正悟

2007年、平林印刷株式会社(現・チャンスメーカー株式会社)に入社。2005年ローンチ、今年で20周年を迎えるノベルティ専門ECサイト「販促花子」を黎明期から担い、 EC化率がわずかだった業界でパイオニアとして業界を牽引し続けてきた。累計販売数1億個を突破したPB商品『kohana®』ブランドを引っ提げ、ノベルティ業界の未来をさらに切り拓く。
メディア掲載実績:GMO PAYMENT SERVICE

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