2015年に採択されたSDGs。持続可能な社会を実現するため、17のゴールと169のターゲットが定められています。企業としても具体的な取り組みを求められているものの、「何をすれば良いのかわからない!」という方もまだまだ多いのではないでしょうか?
こんなときには、ぜひフェアトレードに注目してみましょう!その詳細と、おすすめノベルティグッズを解説します。
フェアトレード(fairtrade)とは、公平で公正な貿易のこと。開発途上国を相手に貿易をする際に、不当に安い価格で買い叩くのではなく、あくまでも公平で公正な取引をする方法を指します。
開発途上国からさまざまなモノを輸入する立場である先進国は、取引を有利に進めやすい立場と言えるでしょう。しかし、先進国の利益だけを追求すれば、格差はますます大きくなります。こうした事態を避けるために、フェアトレードが注目されているのです。
フェアトレードの仕組みを社会全体に浸透させるために、欠かせないのが人々の理解です。企業や一般消費者がフェアトレードを知り、積極的に選ぶことで、その取り組みを加速させていけるでしょう。そのために用意されているのが、フェアトレードマークです。
経済的基準・社会的基準・環境的基準の3つの観点から定められた国際フェアトレード基準。厳しい基準を満たしている商品に認証ラベルを貼り、見分けられるようにすることで、「どの商品を選べばフェアトレードの仕組みを応援できるのか?」がわかるようになっています。
DGsが注目される今、フェアトレードに対する意識も高まってきています。SDGsとフェアトレードの関わりを、具体的に紹介します!
フェアトレードの大きな目的の一つは、開発途上国の貧困問題の解決です。フェアトレードの仕組みを使い適正価格で売買できるようになれば、生産者の収入はアップ!取引を継続させることで、飢餓や教育、格差といった問題の解決にもつながっていきます。
開発途上国で問題視されているのは、劣悪な労働環境や児童労働といった問題です。国際フェアトレード基準では、社会的基準の項目で、児童労働や強制労働を禁止。安心・安全な労働環境づくりを求めています。
フェアトレードには、先進国と開発途上国の間の一時的な取引を推進するのではなく、継続的なやりとりの中で、生産者の自立につなげる狙いがあります。だからこそ、必要なのがサスティナブルな視点です!生産者に対しては持続可能な農業を推進するとともに、消費者に対してはフェアトレード認証ラベルにより、選択を後押し。両者に対して、効果的に働きかけています。
近年、フェアトレードに積極的に取り組み、その内容を発信する企業も増えてきています。
たとえば、大手スーパーのイオンは、プライベートブランドで使用するカカオ豆をフェアトレードで調達。生産者を直接支援し、国際フェアトレード認証を受けた商品を提供しています。カカオ豆のほかにも、コーヒーやジャムに紅茶など、フェアトレード製品を扱うジャンルは、年々増加中です!
人気コーヒーチェーン店であるスターバックスコーヒーも、国際フェアトレード認証のコーヒーを提供。世界中から、コーヒー豆を適正価格で購入することで、生産者支援につなげています。2004年から導入された「C.A.F.E. (カフェ)プラクティス」という仕組みで、購入するコーヒー豆の品質はもちろん、労働環境の改善や環境保全にも配慮。積極的な取り組みを続けています。
経営方針そのものをすぐに変更するのは難しくても、配布するノベルティを変更するのは難しくありません。フェアトレード商品を採用すれば、自社のイメージ向上にもつながるはずです!
では具体的に、フェアトレード商品の販促品にはどういった品物があるのでしょうか?販促花子からいくつかご紹介します!
さまざまな社会問題を解決できるフェアトレード。具体的にどういった取り組みからスタートするべきか悩んだら、ノベルティ導入から始めてみてはいかがでしょうか?販促花子でも、さまざまな商品をご購入いただけます!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!