冬になると手放せないという人も多いカイロ。手軽に体を温められる使い捨てカイロは、冬のノベルティとしても人気です。販促花子でもいろいろなタイプのカイロが揃っていて、キャンペーンやイベントなどに大活躍しています。
そこで今回はカイロのしくみや温まる貼り方、使用の注意点など、知っておくと便利なカイロの豆知識をまとめてみました。
カイロが温かくなるしくみ
鉄は水や酸素と結びつくことで酸化鉄になります。カイロはこの鉄が酸素に触れて化学反応を起こすときに出る熱を利用しています。
日常でよく目にする鉄の酸化反応に、サビが出る現象があります。実はこのときも熱が出ていますが、ゆっくりと反応が進むので、熱を感じることはありません。
カイロは鉄粉と一緒に熱を出すための材料を加え、急速に酸化反応を起こすように作られています。活性炭が酸素を取り込んで鉄粉の酸化反応を促し、保水材に蓄えられた水や塩によって酸化反応が活発になることでカイロが温かくなるのです。
〈カイロの主な材料〉
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- 鉄粉……酸化反応のベースになるもので、カイロの中身は大半が鉄粉(純鉄)です。
- 水……鉄粉がさびるスピードを早めます。
- 塩……鉄粉がさびるスピードを早めます。
- 保水材……カイロの中の水を取り込み、鉄粉に少しずつ水を供給します。
園芸用の保水土として知られるバーミキュライトや吸水性樹脂などが使われています。
- 活性炭……炭の表面にある細かな穴が空気を取り込み、鉄粉に酸素を届けます。
- 不織布……カイロ本体は空気を通す特殊な不織布が用いられています。
貼るカイロと貼らないカイロの違いとは?
貼るカイロと貼らないカイロの平均温度は同じですが、最高温度や持続時間は商品によって異なります。パッケージの表面に最高温度・平均温度・持続時間の表示があるので、選ぶ際の参考にしてください。
貼るタイプと貼らないタイプの大きな違いは、温かさの持続時間です。貼らないタイプは10~24時間と商品によって幅がありますが、貼るタイプは平均10時間程度。貼るタイプは中身の鉄粉等の量が少なく、薄くプレスして作られているため持続時間が短めです。
冷えが気になる場所をピンポイントで温めるなら貼るタイプ、指先やお腹などを高温で長く温めるなら貼らないタイプと、それぞれのメリットに応じて上手に使い分けるのがおススメです。
カイロはどこに貼るとよく温まる?
カイロはお腹や背中、腰などの面積の広いパーツを温めるなら大き目サイズ、足や腕、首はミニタイプが使いやすいです。ただし、子どもや小柄な女性だと大きなサイズは貼りづらく、使っている途中で熱く感じる場合があるので、小さめのサイズを選ぶといいですよ。
首
太い血管があるので、全身が効率よく温まります。首と背中の間の骨が出ている部分に「大椎(だいつい)」という全身を温めるツボがあります。
背中
肩から背中にかけて広がる僧帽筋という大きな筋肉を温めるのが効果的。背骨に沿って2枚並べて貼るなど、肩甲骨の間を温めるのがおすすめ。
お腹
全身の冷えが気になるときは、おへそより指2本分下にある「気海(きかい)」というツボを温めて。毎日温めると全身のコンディションが安定するといわれています。
腰・お尻
おへその真裏~外に指2本分の場所にツボがあるので、このあたりにカイロを貼ると腰全体が温まります。
足
太い血管があるくるぶし周辺にカイロを貼ると全身が温まります。くるぶしの内側にあるアキレス腱との間のくぼみには「太谿(たいけい)」という冷えに効果的なツボがあります。
カイロは手軽に体を温められる便利なグッズですが、使い方を誤ると低温やけどを起こす場合があるので、以下のことに気を付けてください。
〈低温やけどを防ぐポイント〉
- カイロを直接肌にあてない(肌に直接あてるタイプを除く)
- カイロを貼ったりあてている場所を圧迫したりしない
- 同じ場所に長時間カイロをあてない
- 熱いと感じたときはカイロをすぐに外す
みんなが選んでいる人気カイロノベルティ
冬の定番ノベルティのカイロは、寒い季節のイベントや案内用に手配りするアイテムにぴったり。日常使いのアイテムなので、寒い季節に温かいプレゼントはとっても喜ばれます!
まとめ
秋が深まって気温が下がりだすと、カイロのほっこりとした温かさが恋しくなりますね。
カイロノベルティは本格的に寒くなってくると、需要が一気に高まります。
ノベルティとして起用をお考えの場合は、冬前のこの時期にご注文いただくのがおススメです!
販促花子にはいろいろなカイロノベルティが揃っているので、冬にうれしいあったかノベルティをお考えの担当者さんは、ぜひこちらもご覧ください!
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