さまざまなイベントが続く冬は、決算に向けて売上アップを図りたい季節です。集客や商品販売につなげるキャンペーンや販促計画を考えている担当者さんも多いと思いますが、ノベルティを配布するのも戦略のひとつ。ノベルティは商品の購入や契約の後押しというよりも、最初のきっかけを作る認知や集客を担う役割が大きいので、冬商戦が本番に入る前に配布するのが有効です。
そこで今回は冬のイベントシーン別におススメのノベルティをご紹介していきます!
冬の一大イベントであるクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う降誕祭です。日本では16世紀にイエズス会の宣教師によって持ち込まれましたが、江戸時代はキリスト教禁止令が発布されていたため、大衆に知られるようになったのは明治時代になってからでした。現在のように一般家庭でも祝うようになったのは昭和25年頃からで、日本独特のクリスマスケーキの原型を不二家が作ったといわれています。
歳暮とは一年の終わり、年末を表す言葉です。日本では1年間お世話になった方々に感謝を伝える「歳暮回り(せいぼまわり)」という行事があり、その際に持参していた手土産が「お歳暮」と呼ばれるようになりました。お歳暮は会社の取引先や上司、親戚などに贈るのが主流でしたが、最近では家族や親しい友人にも贈る方が増えています。時期は地域によって異なりますが、11月の下旬から12月20日頃までに贈るのが一般的です。
ビジネスシーンでは、お世話になっている取引先や顧客に年末年始の挨拶回りをするという方も多いはず。新型コロナの流行以降は、メールやはがきで対応せざるを得ないケースも増えていますが、感謝を伝えてよりよい関係性を築くために、名入れのギフトなどを持参して対面で挨拶をしている方が多いようです。
江戸時代に12月13日が煤払いの日と定められたことが、年末の大掃除の習慣につながっています。この日は「正月事始め」とも呼ばれ、正月の準備を始めるのに縁起がいいとされています。しかし、現代では少しずつできるところから手を付け、仕事納め後の年末に集中して大掃除を行う家庭がほとんどです。
お正月は旧年が無事に終わり、新しい年を迎えたことを祝う行事で、日本の年中行事で最も古くから存在するといわれています。家や仕事場に正月飾りをして、初詣などの正月行事を行い、おせち料理を食べるなどして大いに祝います。1月1日~3日までを「三が日」、7日までを「松の内」と呼び、この期間が「お正月」とされます。
バレンタインデーは恋人たちの守護聖人である聖バレンタインを祭る日で、14世紀頃から恋人が愛を誓うイベントになっていったといわれています。日本では女性が男性にチョコレートを贈るイベントですが、海外では恋人や家族、友達などの大切な人に花束やメッセージカード、お菓子などを贈ります。お返しのホワイトデーは実は日本で生まれたイベントで、世界ではアジアの一部のみでしか見られない習慣です。
12月から2月の間は冬のイベントが目白押しで、いろいろなキャンペーンや販促計画を練っている担当者さんも多いのでは。「お客様の認知度や好感度を上げたい」、「来店のきっかけを作りたい」、「イベント期間の集客を増やしたい」と考えている担当者さんは、ぜひイベントのシーンに適したノベルティを活用してくださいね!