
年末年始のあいさつ回りにぴったりのノベルティと聞いて、ぱっと思いつくのが「カレンダー」。
職場や自宅で使うカレンダーは全部いただきもの、という人も多いのではないでしょうか。
いろいろなアイテムがあるノベルティのなかでも、毎年もらえるのを心待ちにされるアイテムなんてそうはありません。
しかも、1年間ずっと使うものなので、販促グッズとしても効果的なんです!
そこで今回は、さらに自社の販促効果を高めるカレンダーを作り、“デキる販促物”として活躍させるためのポイントをご紹介したいと思います。
ノベルティと相性抜群!カレンダーのすぐれた特徴

ノベルティ用のカレンダーでよく作られるのが、社名・店名を印刷した「名入れカレンダー」や独自のデザインで制作する「オリジナルカレンダー」です。
ここ数年、名入れ・オリジナルのカレンダーを配る企業や店舗が増えており、コロナ禍で会う機会が減ったお客様との接点づくりの方法としても注目されています。
なぜ、カレンダーの人気が高まっているのでしょうか?
それは、カレンダーの特性がノベルティの価値として見直されているからなんです。
特徴を見てみると、優秀なノベルティの条件を備えていることが分かります。
- カレンダーの特徴
-
- 1年を通して身近な場所にあるので、認知・PR効果が高い
- 性別・年齢を問わず必要とされるもので、実用性が高い
- 付加価値をプラスして販売促進に活用しやすい
この魅力を活用すれば、名入れに販促企画をプラスしてビジネスチャンスの拡大につなげることも可能です!
カレンダーの種類と選び方のポイント

カレンダーには卓上と壁掛けの2タイプがあり、それぞれに名入れカレンダーとオリジナルカレンダーがあります。
自社のPRしたいことがより伝わるカレンダーを作るには、それぞれのカレンダーの特徴を把握して、目的や配布するお客様のニーズに合うカレンダーを選ぶことが重要です。
- 卓上カレンダーのメリット
-
- コンパクトで手元に置きやすく、場所の移動も楽ちん
- その場で予定が確認できる
- 予定を書き込んでスケジュール管理ができる
- 壁掛けカレンダーのメリット
-
- 大きくて見やすい
- インテリアの一部になる
- 社内や家族間でスケジュールを共有しやすい
- 名入れカレンダーのメリット
-
- 印刷のクオリティが高く、豊富なデザインから選べる
- 小ロットにも対応しており、低コストで作れる
- 手続きが簡単ですぐに作れる
- オリジナルカレンダーのメリット
-
- 企業イメージをデザインで表現できる
- 販促企画などをプラスできる
- 他社のカレンダーと差別化できる
目的に合わせたカレンダーの作り方
【目的例①】「もっと認知してもらいたい!」「お客様との接点を増やしたい!」
認知度アップや来店・問い合わせなどのコミュニケーションの促進には、カレンダーに社名や電話番号、メールアドレスなどを印刷する名入れカレンダーがぴったり。
壁掛けタイプはカレンダーそのものが大きく、名入れ印刷も大きく目立つのが特徴。
人が集まる場所にかけるものなので、多くの人に見てもらえるというメリットもあります。
対して、卓上タイプは個人使用が中心なので、多くの人の目に触れるものではありませんが、身近に置いて頻繁に見てもらえます。
どちらのタイプもカレンダー部分に書き込みがしやすくて、見やすいものが好まれるので、そのことを踏まえながら、お客様の使用シーンに沿うタイプのカレンダーを選ぶといいですよ!
【目的例②】「顧客満足度を上げたい!」「売上をもっと伸ばしたい!」
企業のなかでも特に小売店や飲食店などのB to Cビジネスは、集客力が売上に直結します。
一般的な名入れカレンダーもいいのですが、決まった日程で必ず行うイベントがある場合は、オリジナルカレンダーがおススメです。
例えば、定番のセール情報やイベント、定休日など、独自の情報をカレンダー内に目立つようにデザインすれば、自然とその情報に目が行くようになりますよね。
名入れカレンダーより作る手間や価格もかさみますが、何気なくカレンダーを見る繰り返しのなかで、お客様に伝えたい情報を意識していただく効果が期待できます。
また、コーポレートカラーやマスコットキャラクターなどを取り入れて、自社らしさをデザインで表現できるため、統一したイメージを発信するブランディングにも有効です。
カレンダーでできる販促企画案
【名入れカレンダー編】
名入れカレンダーは社名だけでなく、自社のブランドメッセージも加えられるって知っていますか?
ブランドメッセージとは、企業の想いを短いフレーズで分かりやすく表現した言葉で、どんな価値を持っているか、どうお客様と関わりたいのかなど、企業の「らしさ」を伝えるものです。
私たちチャンスメーカー株式会社でいうと、「チャンスの、その先を作り出す。」というフレーズがブランドメッセージにあたります。
これを社名と一緒に印刷することで、名前だけでなく、どんな会社なのかも伝えることができます。
名入れスペースは決して大きなものではありませんが、そのなかに伝えたいことを効果的に入れ込むことで、見る側の印象をより好意的にしていくことが可能です。
【オリジナルカレンダー編】


8枚組の場合は図でもあるように1枚をクーポン化。
16枚組の場合だと月ごとに変わるいろいろな販促企画案をクーポンとしてデザインするなど、
接触頻度を上げる工夫。
オリジナルカレンダーだからできる販促が、「クーポン付きカレンダー」という企画。
上の図のように、8枚組の卓上カレンダーの1枚をクーポンにして、来店や商品の購入、サービスの利用を促すというアイデアです。
お客様にとってもカレンダーをもらえるだけでなく、お得なクーポンまで付いてきて一石二鳥ですね!
一枚もののポスターカレンダーもオリジナルなら、12カ月使える切り取り式のクーポンを付けることができます。
オリジナルカレンダーの販促企画には、下記の事例のようにいろいろなアイデアがあります。
共通しているのは、『お客様が行きたくなる理由を作り、カレンダー内で見える化する』ということ。
他にもいろいろな販売促進の企画ができると思うので、自社の強みや利用シーン、マーケティング戦略などを踏まえながらアイデアを練り上げてください。
まとめ

カレンダーは日常で見る頻度は高くても、じっくりと注視することは少ないですよね。
それだけに、販促企画をプラスする場合は、パッと見て分かることが望ましいといえます。
「割引セール」「ポイント2倍」「期間限定」など、キャッチーかつダイレクトなワードなら、お得感も相まって意識して見てくれる機会も増えそうです。
名入れカレンダーもブランドメッセージを加えたり、フルカラー対応商品を選んでコーポレートカラーで印刷したりと、シンプルな造りのなかでもできることはいろいろあります。
ぜひ、社内で知恵を出しあって、御社ならではの魅力が伝わるカレンダーを作ってくださいね!