CMYKとRGBの違い
チェックポイント
RGBとは
RGBとは光の三原色とよばれ、色が混ざるほど明るくなり、白に近づきます。それを加法混色といいます。
R（Red）、G（Green）、B（Blue）の３色で色を表現し、テレビやパソコンのディスプレイはRGBで表現されています。
CMYKとは
CMYとは「色の三原色」と呼ばれ、Cyan（シアン）・Magenta（マゼンタ）・Yellow（イエロー）のかけ合わせで色を表現し、すべてが重なる部分は「黒」になります。それを減法混色といいます。
理論上ではCMYによって全ての色を表現できますが、実際にはCMYのインキだけできれいな黒色を再現するのが難しいので、黒色インキを使用します。
印刷データ作成上の注意点
印刷はCMYKの4色のインクの掛け合わせでおこないます。
AdobeのIllustratorやPhotoshopのように、CMYKで作成することができるソフトで作成される場合は、CMYKで作成してください。
Microsoft OfficeのWordやexcelのようにRGBでしか作成することができないソフトで作成される場合は、そのまま印刷をすることができないため、弊社にてRGBのデータをCMYKに変換を行います。
RGBはCMYKよりも表現できる色数が多く、CMYKに変換した場合、色味が変わってしまいます。
特に発色の強い鮮やかな色はくすんだような色になります。
これはRGBとCMYKでは再現できる色の範囲が異なるために起こる現象で、避けることはできません。
ご希望通りの色で印刷できない可能性がございますことを予めご了承の上、ご入稿ください。
また、CMYKで作成及び変換を行っても、パソコンで見える画面上の色と、実際の印刷色は異なる場合がございますのでご了承ください。