黒について
スミベタ、リッチブラック、4色ベタの違い
パソコンの画面上では同じ色に見えますが、インクの量が異なるためそれぞれ違った黒で印刷されます。
リッチブラック、4色ベタは非常に乾きにくく、裏写りが発生しやすくなるため、納期が延びる可能性もあります。
CMYKの総量が350%以下になるように設定して下さい。
スミベタとリッチブラックの使い分け
スミベタ(K100%)とリッチブラックは、それぞれの特徴を生かし、用途によって使い分けることが大切です。
細い文字や線にリッチブラックを指定すると、見当ズレ(版ズレ)が発生した際に、文字がぼやけて読みにくくなる可能性があります。
データチェック対象外となります。ご注意ください。
ブラックオーバープリント
K100%のオブジェクトは、自動的にすべてオーバープリント処理がされます。
下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷するので、前面にある色と背面にある色が混ざり、背景が透けてしまうという現象が起こります。
それを防ぐためには、以下3つの方法があります。
・K100%をK99%にする
・K100%にほかの色どれかを1%加える
・リッチブラックにする